tag:blogger.com,1999:blog-6110013002808193959.post4887366394695467120..comments2021-01-13T20:59:36.354+09:00Comments on 防災ブログ: 地すべり学下河敏彦http://www.blogger.com/profile/00121387526042645646noreply@blogger.comBlogger3125tag:blogger.com,1999:blog-6110013002808193959.post-55031756375125072412010-07-06T14:33:38.421+09:002010-07-06T14:33:38.421+09:00下河敏彦https://www.blogger.com/profile/00121387526042645646noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6110013002808193959.post-9329400119785796512010-07-06T12:00:10.854+09:002010-07-06T12:00:10.854+09:00まず、1.観点の違いについでですが、
高浜信行(2009):地質学からみた地盤災害,地盤工学会誌5...まず、1.観点の違いについでですが、<br /><br />高浜信行(2009):地質学からみた地盤災害,地盤工学会誌57巻2号,pp.8-9 (CINIIで検索してPDFをダウンロードできます)<br /><br />の記されている、虫亀や東野名地すべり(上記論文では、古期巨大地すべり、親地すべり等と表記されています)といった『地すべり地形』いつからあるのか、それにしてもあのように大きな規模の地すべりが、融雪や豪雨の作用だけではできないのではないか、そのことを2004年新潟県中越地震、2008年岩手・宮城内陸地震は物語ったのではないかということが、論文執筆の発端になりました。<br /><br />2.地すべりの多くは古い河川である<br /> 十日町や頚城丘陵のように泥岩質でかつ雪の多い環境では、仰るように地形変化はもっと早いと思っています。そういう意味でも、布施さんの諸論文はとても価値が高いと思っています(全国誌へもっと投稿されてもよいのでは?と思ったのですが)下河敏彦https://www.blogger.com/profile/00121387526042645646noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6110013002808193959.post-82517616654379761712010-07-06T07:03:51.848+09:002010-07-06T07:03:51.848+09:00 ブログを衣替えしておられたのは気が付きませんでした。よけいな気遣いをさせてしまい、申し訳けありませ... ブログを衣替えしておられたのは気が付きませんでした。よけいな気遣いをさせてしまい、申し訳けありません。<br /><br /> 御著の「地すべり地形発達史」に関する論文を詳しく拝見しました。ありがとうございます。地すべり地形は氷河期からの悠久ともいえる長い時間をかけているのですね。<br /><br /> ところで、拝見していくつかの疑問や観点の違いなどを感じました。長くなるとコメントとは言えなくなりそうですので、要点だけにします。<br />1 観点の違い:下河さんのは「地すべり地形」発達史であり、私のは、地すべり地を含めたその地域全体の、古河川の変遷を中心にした「地形」発達史です。その中で、地すべりの発生・発展・消滅の過程を対象にしています。<br />2 地すべり地形:馬蹄形の急崖とその麓に広がる緩斜面、それを一般に地すべり地形と言っていますが、それらの多くは古河川の跡である可能性があります。布施弘(2001):松代町東部地域の河成地形…、新潟応用地質研究会誌、no.57、pp.25-32 (申し訳ありませんが、電子化しておりません。)<br /> 上記2点から、地すべり地と非地すべり地とを峻別し、地すべりの発生時期を確認しております。<br /><br /> 私の知る限りの里山の現風景は、古くても縄文期以降、新しければ、鎌倉・江戸時代以降のものでした。それらは古河川がつくったものでした。しかし、地域によっては、第四紀後半の諸変動に基づいた里山があるのは確かでしょう。それを見つけるのを、今後の楽しみのひとつにしております。布施 弘http://www016.upp.so-net.ne.jp/landslide/noreply@blogger.com